八代へ回航

 昨日木枯らし1号が吹き荒れて、海での遭難が相次いで報道されていた。今日は収まるのではないかと期待していた。朝4時に起きて空を見上げると満天の星で風もほとんどなかった。今日は八代の大島東港の九州ヨットサービスまで回航の予定でほっと安心した。6時に田川君が約束通りに迎えに来てくれた。そして母港の成会津に近づくにつれて、波が高くなってきた。ちょっと不安になったが、私は回航を、田川君は陸路で八代に向かった。有明海は結構波が高かった。しかし、釣り鐘島を回ると波静かで懐かしい熊大ヨット部の合宿所の前を通り、八代に向かった。不知火海に入ってもさほど波は高くなかった。回航の目的はスターンチューブをPSSに交換するためである。春にそれを行おうと思っていたが、ペラにふじつぼがついたので、先日それを
潜って落としたが、春ではまたついてしまい、それを落とすためにまた潜らなければならないからである。春ではまだ水が冷たい。そこで、まだふじつぼがついていないこの時期にそれを行い、ついでに船底掃除、塗装を行おうと思ったからである。