ミステリーについて

 私はミステリー好きである。ただこのごろちょっと飽いてきていた。飽いてきていたと言うより、不満に感じていたのだろう。テレビドラマ「相棒」の再放送も録画していた。また内田康夫浅見光彦シリーズ」もかなり読んだ。確かによくできてはいる。しかし、読みやすくはあるがミステリーとしてはそこが浅いように感じるようになった。エンタメ的な読み物は、近年は買わないようにしている。それは、我が家に収納できるスペースがなくなったからである。そして、読み終えた書物をブックオフに売り払うことが私はできないのである。そこで、熊本市市民センターの図書室で借りることにしている。私の好きな作家の小説を読み終えてしまったのである。新しく好きな作家の小説を開拓しなければならなくなった。そこで、各文学賞の書棚から探すことにした。そして、第49回江戸川乱歩受賞作赤井三尋作「翳りゆく夏」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E4%BA%95%E4%B8%89%E5%B0%8B
を読んだ。おもしろかった。構成もよい。これから彼の作品を読んでいこう。