回航準備を始める
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年も改まりました。回航準備を始めなければなりません。そこで本棚から舵社の雑誌「KAJI」を引っ張り出してきました。その中に2005年8月号の付録「ボート遊びマップCruising Map」を見つけました。しかしこれは東日本編です。回航する静岡から熊本までは載ってはいません。きっと他の号にあるはずです。舵社のHPを見てみることにしました。6月号に西日本編があることがわかりました。そのほかに航海に関する書籍がないかリンクをたどってみると「ナビゲーション大研究」
- 作者: 小川淳
- 出版社/メーカー: 舵社
- 発売日: 2007/03/31
- メディア: 大型本
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「あっぱれ!クルージングアイデア101」
- 作者: 菅野修
- 出版社/メーカー: 舵社
- 発売日: 1996/10/10
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シンプルに使うパソコン術―傑作フリーソフトでつくる快適環境 (ブルーバックス)
- 作者: 鐸木能光
- 出版社/メーカー: 講談社
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回航するには航海機器が必要です。以前は沿岸航法の場合、ハンドコンパスで灯台や山の頂上などの方位を測定し海図上で自艇の位置を確認し、進路方位を出していました。外洋の場合は六分儀で天測をして計算し自艇の位置を割り出していました。不安定なヨット上では、誤差が大きく駿河湾内にいるはずなのに富士山頂にいることになったという話を聞いたことがあります。しかし、現在はGPSがあります。初めてGPSを使ったのは、10数年前八代海のナイトレースのときでした。この当時のGPSは海岸線だけが表示される物でした。しかし、航跡が示されるのには驚きました。潮流に流されていることが一目瞭然です。どちらのレグをとった方が有利なのかよくわかりました。
GPSも進化しています。雑誌の広告を見ていると、ハンディGPSでもパソコンと連動させ航海参考図をインストールすると海図上に自艇の位置を示してくれて、次の目標地点を入力すると進行方位や到着予定時間を示してくれるらしい。またオートパイロットと連動させるとその地点に来ると自動で方向転換もするようになったらしい。驚きである。これも研究しなければならない。
今度の回航ではできるだけ夜は航海しないつもりです。そのためには途中の停泊地情報が必要である。先述の付録を見ていたら、日本水路協会発行の『海・陸情報』を見つけました。目的の海岸までのアプローチ情報、近所の名所旧跡、海岸近傍のコンビニ、マリーナ、ガソリンスタンドなどが記載されているらしい。これも注文しようと思っています。ただ、これは書店では取り扱わないようです。