ミニホッパーに乗ろうと思ったが、

 先週の県民体育大会のディンギーレースに出場しようと思っていたが、テニスの練習のために筋肉痛がとれず、腰痛まで起こってしまったので、出場をあきらめた。そこで今週はミニホッパーに乗ろうと思って宇土マリーナに行った。しかし、海面は白波が立っていた。天気予報ではさらに風はつよまるらしい。還暦過ぎの私にはかなりしんどいだろうと思えた。
 そこで、クルーザーを出すことにした。成合図津に行った。桟橋には誰も船を出す人はいないようである。しかし、私は船を出すことにした。メインとジブのカバーをはずした。セイルはレギュラー、メインは2ポンかと予想した。ペラにふじつぼがついているのか、速力が上がらない。向かい風で大きな波が立ち、対地速度が0を示すこともあった。ジブは風位にたてて、コックピットからロープを引けばおろすことができるようにしているが、メインはマストまで行かなければおろせない。この海面の状況では、1人では危険である。おそらく上りではメインセイルは風を逃がさなければならないだろう。そこで、ジブセイルだけをあげることにした。ジブセイルだけでも結構ヒールする。その中を宇土マリーナまで行った。宇土マリーナ近くの海面にはディンギーも出ていない。今日は多くのウィンドサーファーが集まっていたのでレースでもあるのか尋ねたら、練習会だとの返事だった。ベテランサーファーと見受けたが、これも出ていない。宇土マリーナに入ってみると、本部艇とシーホッパーが出航準備をしていたので、それらと一緒に宇土マリーナを出た。しかし、すぐにシーホッパーと本部艇は宇土マリーナに帰っていった。そこで、私も帰港することにした。今日は大潮で高潮注意報が出ていた。引き潮でつれ潮となり、レギュラージブだけでアビームの風を受けて、対地速度12kmを出した。桟橋着艇も風に流されて一人では困難を極めた。