艇の整備と改善

 3月にブログを更新して以来、かなりの日数がたっていた。春なのでいろいろすることがあった。当然船底掃除・船底塗装をしなければならない。これも完了した。そのほかに今年はクルージングをしたいと思っている。そのために艇の改善をしたいものがいくつもある。まず、夏の日差しは暑いと言うより痛い。帆走中も日除けがほしい。いろいろ考えた。水道用の塩化ビニールで枠を作り、遮光ネットを張ってみた。設置したときはgoodと思った。しかし、台風襲来時には分解してしまえるように固着しなかった。ちょっとした風が吹いたら塩化ビニールパイプはバラバラになってしまった。そこで、ステンレスパイプを規制の部品で組み立てることを構想した。これはなかなか良さそうであった。そのことを同型艇の和田さんに話したら、「私のがはずして八代の山崎さんところにあるはずだよ。よかったら使ったら?」といわれた。渡りに船である。山崎さんに連絡するとあると言うことである。なくならないうちに取り付けに八代に出かけて設置した。
 
 コックピットの後ろに日除けができるとオーナーズシートがほしくなった。それもベンチのようなのがほしい。そこでそれを作ることにした。メジャーで測ってみると予想しなかったことがわかった。まず、スターンの長さが2m以上あることである。ホームセンターの資材部でみてきていたのは2mのものである。もう一つわかったことはただ板をパルピットに渡すだけでは、ティラーに当たることである。これは重大な問題である。ティラーはヨットの中でもっとも重要なものである。これが自由に動かせなければ致命的欠陥となる。あきらめなければならないのだろうか。別なホームセンターで調べてみると100インチの輸入材があった。厚さも十分でたわまないようである。1週間考えて板の高さを高くする方法を思いついた。これを設置した。これはよい。日除けの下にオーナーズベンチ、足下にオートパイロット、操作しやすい。快適なクルージングができそうである。早速,長崎帆船祭りに行くことにした。
 
 私の艇のジブセイルは、ハンクス掛けである。今のほとんどの艇はジュブファーラーである。これは便利である。しかし、結構費用もかかる。そこでそれに変わるものを、考えた。ボートカバー生地のコーラルを購入して筒型のジブセイルカバーである。これでジブセイルを設置したまま、これで覆い、ライフラインに固縛するのである。今日それを1日かかって縫い上げた。うまくいくかどうか楽しみである。
 
 うまくいったら、上記のものを写真で紹介したい。