台風対策

 台風13号が上陸の可能性がつよくなった。そこで今日はクルーザーLaputaの台風対策をとりに行くことにした。その前に熊本港にプレジャー設備ができることを聞いたので、どんなところなのか見に行くことにした。行ってみたが、まだ見あたらなかった。熊日の記事によるとかなり高額のようだ。確かに近いことはメリットだ。東京で熊大ヨット部の先輩のクルーザーを見に行ったとき、先輩は自転車で駅に迎えてくれた。そしてマリーナまで歩いて5分ほどの所に案内してくれた。自転車で来れるところにクルーザーがあったら毎日こられるなあ、とうらやましく思った。熊本港だったら、ちょっと遠いが自転車で行けないことはない。そう思って見に行ってみたのだ。しかしそれらしいものはなかった。また、少し心配になったのはあの海域は浅いのである。セーリングクルーザーは航路をはずれると座礁する可能性があるだろう。
 そして天草に向かった。海は穏やかだった。この案配ならばLaputaを出そうかと思ったが、天気予報では午後は雨だったので、台風対策を行うことにした。まずデッキに載っていたウィンドサーフィンの部品の処分である。ボードは割れていたので以前に丸鋸で切断してゴミとして出していた。残りはマストとマストに巻かれてあったセールである。タープとして使えないかと思っていた。以前虹ノ松原に海水浴に行ったときウィンドサーフィンを持って行ったことがあった。そのときマストを車の屋根に固定しセールを拡げ、アウトホールに棒を立て、それをロープで引いてタープとして使用したらとても工合が良かったからである。しかし、セールを拡げてみると、もうぼろぼろであった。そこで廃棄処分にすることにした。ブームはもう一つあるウィンドサーフィンの予備の部品としてとっておくことにして、キャビンの中に入れた。次にオーニングを取り外してこれもセールロッカーにしまった。次にLaputaのブームをおろして固定した。これで風に吹き飛ばされるものはなくなった。
 次に艇がふらつかないようにすることである。スターンからとっている定位置アンカーのロープをきつく締めておかなければならない。クリートからロープをはずしウィンチにかけて締め上げた。そして再びクリートに固定した。また浮き桟橋側のロープを広角にしておくために結び直してこれもウィンチで締めて固定した。バウの舫ロープも増やしてクリートに固定した。そして防舷材としている発泡スチロールの俵型浮きにロープでおもりをつけておもりを海中に沈めた。それは台風時には発泡スチロールの防舷材は風に吹き上げられて防舷材としての機能を発揮しないと言うことを聞いていたからである。これ以上に台風対策はとりようがないだろう。ここまでやって被害が出たら不可抗力だろう。
 温泉に入ってでも帰ろうかと思っていたが、雨は降ってこない。今日はテニスの日なのである。午後は雨という天気予報なのでテニスはないだろうと思っていたが、できそうである。少し遅くなるがテニスに行くために帰ることにした。
 簡単に昼食をすまして、市民センターのテニスコートに行ってみると、二人だけがテニスをしていて、歓迎された。この3人が今年テニスを始めた初心者3人組である。ふと携帯電話を見ると点滅している。今日はテニスはお休みという録音がされていた。せっかく来たのだからと言うのでストロークやサーブやレシーブの練習をした。しかし、足首に痛みを感じる。どうも気だけ若いと思って、自転車で35km走ったり、金峰山トレッキングをしたせいなのだろうか。