終戦記念日

 8月15日がまた来た。この日を終戦の日としたのは、やはり思いがあったのだろうか。私は戦争を知らない子ども達のハシリである。このため、戦争の記憶はない。「終戦もの」といわれるドラマを3つ見た。浅田次郎の「シューシャインボーイ」と井上ひさしの題は忘れたが、少年達が軟式ボールを求めて闇米列車に乗ってとうきょうへいくものがたりである。そしてもう一つが倉本宗の「帰国」である。確かに8月15日は、お盆の日である。やはりなくなっていった人のことを思う。そして戦争について考える。戦争は誰も幸せにはしない。人を殺せば必ず狂うだろう。私が戦争を知らないじじいになれて幸いだ。