敵との戦い

 確か昨年の今日は敵との戦いを始めていたはずだ。確かに敵は援軍を得て勝ち誇っていた。しかし昨年は援軍はすでに撤退していた。それを確認して私は攻撃を開始したはずだ。しかし、今年は援軍はまだ撤退していない。しかし、援軍は中休みのようだ。そこで私は攻撃を開始した。まず、武器を確認した。ワイヤーカッターが十分に動くか確認した。大丈夫だ。支援部隊は大丈夫だろうか。支援部隊である。コードリールとつないでみた。大丈夫だ。攻撃開始の号令を発した。ぶーんといううなり声とともに攻撃は開始された。まず、我が家のまわりを駆逐しなければならない。次に我が軍の食糧補給基地から敵を掃討しなければならない。次に遊軍の基地から敵軍を駆除しなければならない。これも短期決戦で勝利しなければならない。そう敵は雑草である。まだ敵の支援部隊である梅雨前線は撤退してはいない。梅雨前線が中休みのこの時期に攻撃開始したのである。だが天気予報を見ると、まだまだ侮れないようである。だが、今日は我が軍は一応の勝利を得た。天気予報を見ると、今週の土曜日には敵軍の支援部隊である梅雨前線は弱体化するようである。来週は総攻撃をしなければならないようである。覚悟しよう。